指先の細かな動き(微細運動・巧緻動作)や指先に力を入れることに取り組んで欲しい児童に、ペットボトルへの輪ゴム通しを行ってもらいました。
その他にも、遊びを理解する力、注意・集中力、両手動作(両手の協調性)、目と手の強調性、色の識別(図地弁別)も養うことができます。輪ゴムの通し方を、片手で押さえてもう片方の手で入れるというルールにすれば、左右の手で違う動きをするという私たちが日々行っている動作の練習にも繋がります(字を書く、ハサミを使う、服のボタンを留めるなど)。
①まずはペットボトルに輪ゴムを通す。
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②できたら、輪ゴムの色毎に、ペットボトルの溝に塗られている色のところまで輪ゴムを通していく。
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③それができたら、溝から輪ゴムを取り外す。
これが結構難しい。爪が短いと大人でもやや難しい😣
3段階で楽しむことができます!
片手バージョン、両手バージョンに分けると更に段階アップ⤴️
ペットボトルの向きを変える、輪ゴムの本数を増やすなど、遊び方を工夫すればまだまだ段階はアップできます。
今は①②しか行えていませんが、上達したら③にも挑戦してもらいたいと思います✨
ちなみに…これをこどもたちへ提供するにあたり、「色が見えにくい?」と他の職員へ相談すると、「中に紙を入れたら見やすくなるのでは?」との提案がありました。このように日々職員で相談して、よりよい物を児童に提供できるように努めています💪
両手で行うとペットボトルが動いて行いづらいという新たな改良点も見つかったので、どの児童にも使ってもらえるようまた職員と相談して、よりユニバーサルデザインに近い物に改良していきたいと思います🍀