夏バテしらずの虫さん達

【今治南クラス】本日のできごと

今治南クラスの前には5mくらいのケヤキが植っています。すぐ隣の田んぼには水が張ってあります。

朝からセミが大きな声で鳴いていますが、児童から「先生、あれ採りたい!」と希望がありましたので虫取り網を使って捕まえています。

蝉が木の皮と似た色で目を凝らさないと分かりにくいので「ちゃんと見てね」と声を掛けてから場所を確認してもらっています。網の長さが長く距離感を考えながら捕まえたり、そーっと近づいて体を動かすコントロールをしてもらいながら虫に近づいています。何度か捕まえようとしていると「変に網振り回さん方がええんやね」と自分で考えて工夫しながら捕まえています。一匹捕まえる毎に「先生見て!!」と笑顔で捕まえたクマゼミやアブラゼミを見せてくれました。

セミ捕まえて初めのうちは「先生、取ってカゴに入れて」と言ってました。直接触ったことがないのでどう扱っていいか気になり触れなかったようなのですが、「やっぱり自分でやってみる!」と挑戦して体を持ち虫かごに入れています。アミに絡まったセミを握らずに指先を使って力加減を考えている様子が窺えました。

その後には田んぼ近くのシオカラトンボを捕まえていますが、不規則に動くトンボを目で追いながら捕まえています。トンボも捕まえる事ができています👏👏

その後にはアゲハ蝶もつかまえて「先生、たくさん捕まえれたね」と達成感で満足している様な表情で室内で虫の動きを観察しています。

夏場は他の珍しい虫も色々目に入りますが、遊びの中で力加減や目の運動、距離感はもちろん、色々な生き物に対する興味や小さないのちについて考えてもらえる様な機会にしたいと思っています。