もじの練習、その後👌

【今治南クラス】本日のできごと

ひらがなを書くのが苦手な児童ですが、今は枠線内に「あいうえの」を書く練習に移っています。運筆のなぞり書きで手を慣らしてからひらがなを書いています。一文字ずつ止めたり、はねたりする場所を職員と一緒に確認しながら行っています。

一旦止めたり、ゆっくり書いてもらいたいところやはねる前に止めてもらいたい場所を赤い色でマークして一緒に確認しています。「ここをゆっくりやね」と言いながら書いていますが「止める!ゆっくり…」と言いながら字を書いています。「え」の二角目がカタカナの「ス」のようになっていましたので、一緒にどこが止めるところか、気をつけてゆっくり書くところを再度確認してから書いてらっています。「先生、今まで書き方間違っとったかも」と言いながら「え」の字を書いています。

赤くマークしているところを見ながら書きましたら、いい感じの字が最初から見え始めました。2回目に書いた字は「きれいにできた。もう一回書く!」と挑戦しています。3回目、4回目は「ちょっと上手くできんかった」と職員に話していますが、5回目に書いた「え」の字のとめやかえりをうまくつけて書くことができています。

書き終わってから今まで書いた3枚のプリントの「え」の字を見比べてもらいました。

「どれが一番キレイ?どこがちがう?」といままで書いた字を振り返ってもらいます。「これが一番きれい。これとこれとこれがキレイ。前のとここが違う」と比較しながら今日の字が満足いく書き方ができた様に感じました。その後他の職員にも見てもらっていますが「うまいね!」と声を掛けられています。「うまくかけた!」という自信や、成功体験がひらがなの「え」の字を通して感じることができたのかもしれません。

少しずつこれからもひらがなの練習を行っていきますが、1ヶ月後にどう変わっているか楽しみです。一緒に工夫するところを探しながら練習を進めていきます。