お茶は立ちますか?

【今治南クラス】本日のできごと

先日、今治市内のワークショップに参加した際の様子です。

書道🖌やスタンプラリーの催しものもあったのですが、茶道体験のコーナーがありました。

参加してた児童に「このお茶って飲んだことある?」と茶道で立てるお茶の様子を動画で見てもらいました。「いや、ない。初めて」との事でした。

私事にはなりますが小学校の4年から6年の間に茶道クラブに入っていました。理由は…お菓子を食べる事が出来るという💧恥ずかしい理由ですが、畳のへりを踏まずに歩くことや、道具を丁寧に扱う事を覚える機会になりました。その小学校の時に習ったのと同じく、今回の茶道体験は初歩で行うと聞いた事のある盆手前でした。

キートの児童には初めての体験ですのでお茶の立て方をワークショップの先生と一緒に行っています。児童に声の大きさについて考えてもらってから入室しています。

先生は「お棗(なつめ)を茶杓(ちゃしゃく)で持って、2杯山盛りにしたのを入れてください。そのあと茶筌(ちゃせん)で混ぜます」とお話がありました。もちろん初めて参加する児童ばかりでしたので、棗と茶杓、茶筌がどこにあるか職員が説明しながら始めています。

茶碗の中に入った抹茶とお湯を茶筌で振るのですが「泡立て器みたいに使ってみて」と伝えて出来る児童、「一の字を書くように早く書いてみて」と伝えて出来る児童がいます。どうしても難しい児童は「ちょっとやってみますね」と先生がお茶を立てる様子を見てもらうと「やってみる」を挑戦して先生と同じように細かく茶筌を振って細かい泡を作ることができていました。最後に茶碗の中できちんとのの字を書いて真ん中に泡の山ができている児童もいました👏👏

 お茶が苦いので予め児童に伝えましたが「飲んでみる」と試しています。先にお菓子を口にしてからお抹茶を一口・二口「…先生、苦い。もう要らない😖」とやめています。先生からどうしても飲めなければ飲まなくていいことを話してくれましたので途中でおいています。

しかし児童が茶道具を扱うときには丁寧に扱っていましたし、普段あまりしないであろう正座も15分程度行っています。最後まで言葉も大きさを考えて過ごすことができていましたし、初めての体験でしたが戸惑い等もないもないように見えました。

少しばかりお香の匂いやお花を生けてありましましたし、伝統的なお茶席と言おう場所で心静かにお茶を立ててることがマナーを身につけるきっかけになったり、所作の美しさを感じることができたかもしれません。今後も町もワークショップ等で地域の行事に参加しつつ、いつもと違った体験を味わってもらえるようにしたいと考えています。