音の色

【今治南クラス】本日のできごと

本日も帰りの会の時に音楽を聴いてから、思い浮かぶ色や形を書いてもらいました。以前に帰りの会の時にある曲を演奏し終えて「思いうかんだ色とかありますか?」と声を掛けましたら、手を挙げて「水色」「緑」「あか」等色々な答えを出してくれました。

音を聴いている児童にどんな色が見えているのか共有したいと思い、丹下と話し合って先週から始めています。

音を聞くとそれが色が見えたり、匂いであったり、形として頭に浮かんできたりする人がいます。共感覚と言う知覚現象で“音をきいた時に色が見えたり、文字を見ると色や音を感じるような、ある刺激に対して複数の感覚を認識することがあります。

例えばですが、私はラフマニノフのあるピアノコンチェルトを聴きましたら、朱色のような色が何時も頭に浮かびます。

児童には自由に感じてもらったことを通して、表現する楽しみや気持ちの切り替えになるきっかけになればと思っています😊

本日はM・ラヴェルの「マ・メール・ロワ」〜眠りの森の美女のパバーヌ🍃を演奏しましたが、ある児童はこのように聴くと見えているんだと絵を見ながら感じました😲ラヴェルの音楽の印象派の様な何とも言えない色使いと雰囲気。

授業では評価しづらいかもしらませんが、私は絵を見ながら「自分の見えている音」を見事に表現できているように見えます。

今は興味を持ってもらったり、大人になるまでのきっかけづくりの一つになればと思っています。10年後には芸術系の進路やものづくりを始めて児童がいるのかもと想像しながら演奏や表現の活動を行なっています。

絵だけでなく生の音楽で体を自由に動かしたり、使うことが出来るような活動を考えていますので、支援の中で展開できるよう草案を練ります。