今日の集団活動は、割り箸と洗濯バサミ、輪ゴムとセロハンテープで簡単に作れる「フリスビーガン」を使った的当てゲームをしました。
輪ゴムにフリスビーを引っかけたものを洗濯バサミで止め、洗濯バサミを開くとフリスビーが飛んでいきます。
まずはフリスビーガン作りから♫
作り方の説明書を見つつ、職員の説明を聞きながら、作り進めていきます。
完成したら…
まずは床で小さな的を使って試し打ち!
続いて本番❗️
紐で垂れ下がっているキャラクターの絵を目がけて発射💥
今度はトランポリンの上に並んだ小さな的を立った姿勢や座った姿勢など自分が打ちやすい姿勢で狙ってもらいました。
「2個当たったよ!」
「3個も当たった∑(゚Д゚)」とビックリしている児童もいました😊
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フリスビーガン作り
割り箸を少し開いてその間に洗濯バサミの針金部分を挟むことは、割り箸を開き過ぎず狭すぎないようにしながら、開いている間に洗濯バサミを挟み込むという、両手で違う動きをしつつ、力加減をする(筋出力の調整)ということが必要になります。
割り箸に洗濯バサミを止めるときには洗濯バサミがズレないよう、テープが斜めに巻かれていかないよう、目で見ながら(注意力)手の動かし方(微細運動)を調整する必要があります(目と手の協調性)。割り箸に輪ゴムを止めるときも同様です。
そして、1番難しいのがフリスビーを輪ゴムに引っかけて、洗濯バサミで止めるという作業です。
①輪ゴムを伸ばしてフリスビーの凹んでいるところに引っかける
②輪ゴムのひっかかりが外れないように気をつけながらフリスビーを引っ張る(固有感覚)
③洗濯バサミを開いてフリスビーを洗濯バサミ内に入れる
④洗濯バサミを閉じてフリスビーを止める(両手の協調性)
大人には簡単ですが、細かい操作に慣れてないこどもたちにとっては
①のときに輪ゴムが捻れたり
② 2箇所以上の凹みに引っかかったり、ゴムの力に負けて手を離してしまってフリスビーが飛んでいってしまったり
③洗濯バサミを開くことに集中するあまり、フリスビーを持っている側の手の力が緩んでしまってフリスビーが飛んでいってしまったり
④洗濯バサミで止める前にフリスビーを押さえている手を離してしまってフリスビーが跳んでいってしまったり😣
そして、フリスビーを洗濯バサミで止められたからといって上手く飛ぶとはかぎりません。輪ゴムが捻れていたり、的との角度が合っていないと、飛ばなかったり当たらなかったりします😢
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フリスビーガンを作った達成感、作れたという成功体験、的を外したときの「次こそは!」という諦めない気持ち、順番を守ったり、応援したりとSSTやコミュニケーション能力も刺激されます!
力加減が苦手な児童、協調運動が苦手な児童は、楽しみながらその能力を鍛えられるのではないでしょうか!?