フープくぐり

【今治北クラス】本日のできごと

集団活動でフープくぐりをしました。横一列に並び、先頭から最後尾の児童まで、何らかの方法でフラフープをくぐってフラフープを移動させていくルールで行いました。

それぞれ☝️マークで効果・目的をお伝えしながら、どんな方法でフラフープをくぐったのかを紹介していきたいと思います😊

フラフープくぐりの前提として…

☝️フラフープをくぐるためには、今手足がどこにあるか?といった位置関係を把握しておくとともに、自分の体の大きさを理解しておく必要があります。そのため、ボディイメージを育むことができます。フラフープと自分の身体との位置関係(距離感)を把握する必要もあるので、目と手の協調性、注意・集中力も必要となってきます。

ボディイメージや距離感が曖昧だと、フラフープに頭や手足をぶつけてしまいます😣

①まずはフラフープを頭からくぐって足を抜いて隣りの人に渡します(上から下へ)。または、跨いでフラフープの中に入って体を通して頭から抜いて隣りの人に渡します(下から上へ)。

☝️ 手足を大きく動かすので粗大運動になります。フラフープを上げ下ろしするときには両手を同時に動かすので両手の協調運動が必要になります。

②次は児童から「縄跳びみたいに跳びたい!」との提案がありましたので、フラフープで1回跳んだら隣りの人に渡すというルールで行いました。2回以上跳んでくれる児童もいました。

☝️ フラフープを跳ぶときには両手を同時に動かすので両手の協調運動が必要になります。フラフープが足元にきた瞬間にジャンプをするときには瞬発力・判断力(ジャンプするタイミング)・バランスなども必要となります。また、手でフラフープを回しながら足を上げるといったように手足を同時に動かすので、手と足の協調運動も必要になります。と同時に、手足でそれぞれ違う動きをするので複雑な運動(ダブルタスク、マルチタスク)となります。

※縄跳びが苦手な児童は、この手足を同時に動かすということや、手と足で違う動きをする、タイミングを合わせるということが難しい状況といえますので、フラフープで跳んでから縄跳びで跳ぶと上手くいくことがあります✨

③最後にみんなで手をつないだまま、右手を通して、頭を通して、右足、左足、左手と順番に頭や手足を通していきました。

どこから順番に通していったら良いのか分からず「え?どこから通すの?」と混乱している児童もいましたが、隣りの児童の「頭を入れて」「次は足だよ!」などの声かけを頼りに無事クリアしました✨

☝️手をつないでフラフープをくぐるときには手足をバラバラに動かすので、手と体と足とを協調させて順番に動かしていくことが必要になります。どの順番に動かすか?という思考力・問題解決能力も必要になります。お友達と声をかけあうことで、コミュニケーションの場にもなりますね😆

見て、考えて、動かして、話してで、感覚統合とSSTにつながります!

この記事を書いた人
上田 梨恵

卓球、フットサル、スノーボード、ボルダリング、釣り、様々な活動に挑戦中です!すぐに笑ってしまい、くすぐりに弱いですが、周りの変化には強いです。【今治北クラス担当】保有資格 : 作業療法士

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