消しゴムの使い方

【今治北クラス】本日のできごと

消しゴムで字を消すときには
☝️非利き手の親指を開いて手をL字にすることがポイントとなります。そうすることで、紙の固定力が増します。


また、力を入れすぎて紙が破れてしまったなんて経験はありませんか?
☝️真っ直ぐではなく、斜めに消すと紙が破れにくく消しやすくなります。

消しゴムを使う練習と言って、学習の中で「まだ字が残ってるからもっと消そう」「もっと力を入れて」と言われると消すのがイヤになってしまいますよね…😢(学習自体がイヤ!というこどもたちも多いですからね💦)

そこで❗️楽しみながら消しゴムを使うことができるプリントを用意しました🍀

このスクラッチのようなプリントを用いて、消しゴムを使いつつ、「親指を開いた方が紙が動きにくいよ(力が入りやすいよ)」「斜めに消してごらん」とさりげなくポイントを伝えていきます。

今では親指を開いて、消すことができています😆まだ力は足りず、キレイに消しきることはできていませんが、色んな活動を通して指の力をつけていってもらいたいと思います🎵

もちろん、字を消すためには、手の使い方以外にも必要なことがあります。
☝️手を動かすためには体幹が安定していること。
☝️体幹が安定するためには足が床に着いていること。
☝️右手と左手で違う動きができること。
☝️目で目標物を見ること。
⚠️何より、消したい気持ちがあること!

つまりは、キートの掲げる4つの療育のうちの
🟢微細運動(指先の動き)
🟢粗大運動(体幹や腕の安定性)
🟢ビジョントレーニング(目で見る)
が大切となってきます。

これらにアプローチして、消しゴムが上手に使えるようになるだけでなく、書字・ボタン操作・おやつの袋開け・紐結びなど、こどもたちにとって必要となるその他の指先を使った日常の動作も上達できるように支援していけたらと思いますo(^▽^)o✨

この記事を書いた人
上田 梨恵

卓球、フットサル、スノーボード、ボルダリング、釣り、様々な活動に挑戦中です!すぐに笑ってしまい、くすぐりに弱いですが、周りの変化には強いです。【今治北クラス担当】保有資格 : 作業療法士

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