玉入れ🎌

今日の集団活動では、久々に玉入れを行いました♫

 1分間で何個の玉を入れられるか、みんなで協力して行いました。

 ゴールの高さは高くしたり、低くしたり。はたまた移動したりと、ゴールは時間と共に条件が異なります!

 ゴールに入った玉の数を数えるときには、玉を投げ上げるお手伝いもしてくれています。ついつい自分のペースで投げ上げてしまうこともありましたが、お友達も投げ上げてくれているので順番に投げましょうと声をかけると、お友達の玉を見て無くなったら自分の分を投げ上げてくれています。

 最後のお片付けの玉拾いもきちんと行ってくれました😆

玉入れは…

・玉を拾って投げるために屈んだり立ったりする→体の上下のバランス運動、脚力

・玉を拾ったり投げたりする→目と手の協調性

・高さの違うゴールに玉を投げる→腕の角度(固有感覚)や力加減のコントロール、空間認識能力

・動くゴールを目で追う→ビジョントレーニング

・動くゴールの移動先を予測する→先を読むトレーニング

・動くゴールに合わせて移動方向を変える→体の前後左右のバランス運動、瞬発力・敏しょう性

・動くゴールに合わせて体の向きを変える→ボディイメージ

・玉を数える→数字の理解(複数のゴール、対戦形式を用いれば足し算や引き算の練習にも!)

・玉を譲り合う、順番に数える→ソーシャルスキルトレーニング(SST)

・投げ上げる役を申し出る→自己発言が受け入れられ、認められたことによる喜び、自己肯定感

・投げ上げる役を頼まれる→役割を任される喜び、達成感(不安や緊張を感じる児童もいますが…)

・片付けをする→物事をやり遂げる達成感、褒められることで自己肯定感

といった能力が必要とされ、鍛えられます。

 しかし、獲得している能力、さらに伸ばしたい能力、獲得していきたい能力は一人ひとり違います。そのため、同じ遊びでも、してほしい作業、目的というものがそれぞれ変わってきます。

 もちろん物事に失敗はつきものですが、失敗は成功のもとなので、そこで「ダメだ」となってしまわないように支援しながら、児童の自発性やお友達との関係性、職員の声かけなどで、「できた(達成感)→次も・別の事もできる・やりたい(自己万能感、興味の幅の増大)→やっぱりできた(自己肯定感、自信)」となるように支援していけたらと思います😆

この記事を書いた人
上田 梨恵

卓球、フットサル、スノーボード、ボルダリング、釣り、様々な活動に挑戦中です!すぐに笑ってしまい、くすぐりに弱いですが、周りの変化には強いです。【今治北クラス担当】保有資格 : 作業療法士

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