先日、お家からギターを持ってきていたTさんです。
他の児童に聴いてもらいたいし、見てもらいたいと希望がありアコースティックギターの児童用の小さなものと、お父様から借りたエレキギターを披露してくれています。
チューニングの機械を持ってきていましたが、ほぼ耳で合わせています。元々ピアノもできたり、歌も習っていましたので耳👂♩が良さそうです。「先生、こんなのできるよ。名前はよく知らんけど」と弾いてくれましたが、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のさわりを弾いてくれました。
私は音楽してますが、ギターは指が短いので全くできません。ですので、ギターを弾けるのはとても感心します。Tさんにも簡単なギター弾き方を教えてもらいましたが、きれいな音が出ませんでました💧
Tさんが弾くときちんとしたギターの音がします。指で爪弾いたり、ピックを使って弾いていますが手元を見ずに曲を弾いています。
すると他の児童も「僕もやってみたい」と声が掛かりました。Tさんは「貸してあげるよ」と言って、他の児童に持ち方や押さえ方、弾き方を教えています。
もちろん初めて触るギターですので思うような音に鳴らなくても、「あ、なんか音がする。こんな音なんやー」と言って興味を持っていました。
南クラスには電子ピアノやリコーダー、ファイフなど児童がちょっとした時に楽器に触れていますし、帰りの会の前にフルートを吹いたり、今日のようにギターを披露してくれたりと音楽に関わる機会が多いように感じます。
音楽の中で歌を歌うことは色々な様子や気持ちを言葉で現したり、音楽を聴いて体を動かしたり、感受性が育ったり、一緒に音楽をすることで仲間で一緒に楽しむの効果があります。
これからも音楽を使って児童の伸び代や表現が豊かになるような環境を、今治南クラスで作っていきます。